こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

前回のブログでは、自律神経失調症と誤診されやすい
疾患について紹介しました。

自律神経失調症は、不定愁訴と言われる症状を引き起こすため、
発見が遅れがちであり、他の病気と間違われやすい
症状でもあります。

「身体がだるい」「気分が優れない」などの
ような症状は、うつ病、貧血や糖尿病などにも
よく現れます。

しかし、貧血や風邪などは、一過性のものであり、
しばらくすると元通りに戻ります。

これに対し、自律神経失調症はいつまで経っても改善せず、
具体の悪い状態が慢性化する傾向にあります。

ここで、自律神経失調症と間違われやすい
主な疾患を次に紹介します。

自律神経失調症と誤診されやすい病気

■糖尿病
生活習慣病の一つ。血糖値が高くなる
ことにより生じる疾患です。
■ガン
心療内科では一度はガンを疑い、検査します。
■低血圧
低血圧は精神疾患とよく間違われる病です。

■脳腫瘍
頭痛、ふらつき、めまい、耳鳴りなどの症状を
引き起こします。
■バセドー病
甲状線刺激ホルモンの分泌異常によって起こる病気。
■神経症
心身機能障害の一つ。極度の緊張、不安感が生じます。

■パニック障害
精神疾患の一つ。極度の不安感とともに
動悸、発汗、息苦しさなどを生じます。
■更年期障害
女性疾患の代表的な症状。ホルモンバランスの
乱れが主な原因です。
■うつ病
検査を行っても身体のどこにも異常が現れないが、
心身ともに不調を訴えます。

■鉄欠乏症
血液量は正常だが、鉄が不足している状態。
女性に多く見られる症状。
■低血糖症
血糖値が乱高下する症状。検査しても正常値を
示すことが多く、検査で発見されにくい。

これを視ますと、検査で「異常なし」と判定されるか、あるいは
「発見されにくい病気」がこの中に存在しております。

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それが、「更年期障害」「うつ病」「鉄欠乏症」
「低血糖症」になります。

これらの症状について、次回詳しく解説いたします。

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明


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