こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回、医療先進国における鍼灸治療の成功事例について
解説しました。
体外受精は、1サイクルの体外受精で必ず成功できる
わけではありません。
採卵から受精・着床までの治療サイクルを2巡、3巡・・・と繰り返す
患者も多く、その分だけ、大きな費用負担が発生します。
また、体外受精は金銭面だけでなく、薬や注射の投与を頻繁に
行うため心身共に大きな負担がかかります。
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薬による副作用の心配もあります。
そのため、体外受精は出来る限り1巡で終わらせたい
と考えている患者さんが多いと思います。
このような背景から、体外受精に鍼灸を取り入れることで、
妊娠の成功確率が高まるだけでなく、体外受精のサイクル回数を
減らせるようになります。
そして、治療の回数が減ることで経済的にも精神的にも負担が減り、
薬による副作用を軽減する効果も期待出来るようになります。
西洋医学においては、「鍼灸治療を行うことで、なぜ妊娠確率が高まるか」
についての、正式なメカニズムは今のところ公表されているわけでは
ありません。
ただ、東洋医学においては、鍼灸の目的は、もともと、卵巣や
生殖器官を司る「腎」の機能を高めると同時に、全身のバランスを
整えるという基本概念が確立されております。
そして、西洋医学におけるホルモンバランスは、東洋医学の全身
(「血」「気」「水」の3要素」)のバランスと密接な関係がある
と言われています。
つまり鍼灸を行うことで、健康をつかさどる「血」「気」「水」の3要素の
バランスが整うようになります。
その結果、全身のバランスと生殖機能が高まることでホルモン
バランスが整って、着床しやすくなるのではと推察されています。
公式サイト
不妊・鍼灸院 – 東京すずらん鍼灸院