こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
本日は、最後のテーマである「心の調和とイメージングの力）
について解説致します。
【妊娠しやすい身体作り～９つのコツ】
●食生活の見直し～身体を温める食事／冷やす食事
●体温を上げ、基礎代謝を高める
●足湯・半身浴
●服装・室内環境の見直し
●有酸素運動の進め
●サプリメントの摂取と見極め方
●漢方治療
●経穴（ツボ）刺激・鍼灸治療
●心の調和とイメージングの力
「不妊」と「心の調和」の大切さについては、
耳にされたことがない方も多いかと思います。
赤ちゃんがなかなか授からないと、つい気持ちが
焦ってしまいがちになります。
不思議なものですが、焦れば焦るほど、
プレッシャーになり、かえってストレスが
溜まってしまう結果となるのです。
これまで説明してきたように、不妊症の
克服にはホルモンバランスの安定は不可欠ですが、
ホルモンの乱れとストレスには密接な関係が
あります。
ストレスを別の言葉で表現すれば、「心が不安定
な状態」と言えるでしょう。
つまり、心の不安を取り除き、心の調和を保つ
ことで、ホルモン分泌が安定し、赤ちゃんが
宿りやすい健康な体がつくれるようになるのです。
不妊をテーマとした市販の書籍やインターネット
情報の多くは、不妊治療に関する技術的なもの
ばかりで、「心の状態」や「心の調和」を取り上げた
記事は、ほとんどないのではと思います。
心がリラックスしているときは、「良いアイディア」
「良い発明」「良い考え」が思い浮かびます。これは創造の
エネルギーになります。
逆にストレスは、「不平不満」「愚痴」などが溜まり、周りに
マイナスの環境が現れるばかりか、自分自身にも身体の不調を
招きよせることになります。
その結果、ホルモンバランスが崩れ、不妊体質と
なってしまうのです。
ストレスは、マイナスの環境を造ってしまうエネルギーです。
このように、「赤ちゃんがほしい」と言いつつも、
実際には、赤ちゃんがわざわざ宿りにくい身体を、知らずの
うちにつくってしまう女性が意外に多いのです。
もし、ここのような事例に心当たりがあるならば、
焦る気持ちを抑え、心をリラックスさせる
必要があるのです。
(続く）
