こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

前回に引き続き、40歳前後の体外受精について
解説致します。

女性は加齢と共に、生殖器官の機能が低下し、卵子の質が劣化します。

世代別における体外受精の妊娠確率は、平均すると
約70~75%ですが、35才で40~50%、40才で20%前後、
45才以降になると5%未満になると言われています。

これをみると、40才において5人に1人が妊娠
していることになります。

この20%という数値は、あくまで全国医療機関の
平均値です。

病院・クリニックによっては、高い成功率を保っているところも
あります。

このように、高齢出産の年齢の定義は35才以上となって
いますが、35才以降においても、体外受精の妊娠成功の割合は
自然妊娠と比べて明らかに高い数値となっています。

しかし、体外受精は40才になると極端に低くなります。

40代中盤以降ではさらに低くなって5%未満となってしまいます。

これを見てがっかりす女性もいるかもしれませんが、
40代中盤以降でも妊娠できる可能性があると希望を持たれた
女性もいるかと思います。

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高齢が原因で、体外受精で成功しない大きな要因は生殖器官の
機能低下にあります。

生殖器官の働きは、20代の状態まで戻すことは不可能かも
しれませんが、治療方法や生活習慣の改善により、生殖器官
の機能を高めることは可能
です。

東洋医学的観点を踏まえつつ、体外受精を受けることで、さらに
高齢出産の確率を高められることが近年、証明されつつあります。

すずらん鍼灸院
大島宏明


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